みくらふしぎ発見!「みくらの森のエキスパートになろう!」開催されました。
体験型ワークショップ「みくらふしぎ発見!」が2025年7月6日(土)に開催されました。
これは2022年からスタートし、今回が第4弾になります。
このワークショップは、御蔵島の子どもたちが自然や文化を楽しく学べる機会をつくろうと発足した『みくらしま じゅーご CLUB』が企画・運営しています。詳細は高原環境財団の活動紹介にも掲載されています。
講師は生き物博士、シリーズおなじみの先生と昆虫大好き先生たち。御蔵の自然を楽しく学ぶ充実の1日となりました。

小学校低学年は御蔵島開発総合センター2F「交流ラウンジ」にてパソコンを用いて御蔵島の森に設置された定点カメラの映像を見て御蔵島に住んでいる動物の姿を観察。他にも「御蔵の生き物カード」をつくるための情報を調べたり、わからないところは講師の方に教えてもらったりしながら、御蔵の生き物カードを作る準備をしました。
小学校高学年と中学生はタンテイロ巨樹の森で、御蔵島の生き物探し!
一歩ふみ込めば、「自然のナゾ」で溢れる森で生き物や自然のふしぎをじっくり探索しました。
しかも、今回の案内人は、御蔵島の生き物にとことん詳しい専門家。
「これって何?」「なんでこうなってるの?」と気になったことは、全部聞いてOK!
普段は気にも留めない小さなアリも、
実は超パワフルな働き者だったり、島ならではのナゾを抱えていたり…
御蔵島の自然にこれからも興味がわいてくる体験ができました!

初めは何も情報が書かれていない御蔵島の生き物の写真からカードを作ります。



お馴染みの講師、生き物博士
生き物博士の別の記事はこちらから
『みくらしま じゅーご CLUB』の想い
御蔵島の豊かな自然、歴史、文化の中で育つ子どもたちが、自分のふるさとに誇りを持ち、この島から大きく羽ばたいてほしい。
そんな願いを込めて、『みくらしま じゅーご CLUB』は生まれました。
「できない」と諦めてしまいがちなことも、「御蔵島だからこそできる」学びの機会に変えていきたい。
限られた環境のなかでも、子どもたちが平等に自由に、そして広く学べる場をつくりたい。
そんな想いを持った保護者や有志たちが集まり、このクラブは発足しました。
そして今も、御蔵島というかけがえのない舞台で、体験を通じた学びを届けています。
私たちは将来、子どもたちが「15歳の旅立ち」を迎えたとき。
この小さな島で得た経験や人との出会いが、自信と希望になって背中を押してくれると信じています。