毎年、81週目。
みくら人がもっとも大切にしたい
4日間があります。

一日目

AM 6:00
一年の中で最もみくら島に降り立つ人が多い便。15歳でみくら島を旅立ち、本土でがんばる高校生や大学生、みくら島を故郷にいまは別の土地で暮らす家族。そんな人たちが、この4日間のために帰ってきます。

PM 7:30
仲間や家族とおのおの時間を過ごしたあとに待っているのは、花火大会。美しい花火をさえぎるものは何もない。港から打ち上がる花火は、高台に集まる島民たちのちょうど目線の高さで花開く。

二日目

PM 5:00
まだ明るいうちから、みんなが待ち焦がれた夜宮がはじまる。暗くなるにつれて賑わいを見せ、踊りの輪が大きくなっていく。フィナーレは、みんなで肩を組んでの大合唱。

三〜四日目

AM 6:00
島唯一の神社、稲根神社の例大祭。初日は、島の反対側にある本殿へ行き参拝。翌日は、朝から夕方まで神輿(みこし)が島中を練り歩きます。この例大祭こそ、いつまでも島内に住む人と島外に出た人をつなげている、みくら島の「いのち」です。