〜御蔵島の言い伝え〜忌の日の明神様〜

御蔵島では毎年1月20日になると「忌の日の明神様」(きのひのみょうじんさま)が島へやって来る。という言い伝えがあります。赤い衣にすり鉢を被り鉄の下駄を履いたとされる明神様は、神の山から段々と村の方へ近付いて来て、24日の夜には神社拝殿近くの卯辰川の三宝橋のたもとにやって来ます。
その夜は村の中を周り、好物のアブラゲの匂いをさせていない家は、便所の戸を蹴っ飛ばされると言う言い伝えから、今でもこの日にはアブラゲを揚げて食べる風習があります。
以前は、明神様が島に上陸している間はその付近の山仕事へも行きませんでした。
そして25日の朝に大根ヶ浜から船に乗り、神津島へ向け出ていくのですが、この日は早朝海を見ると目が潰れると言われていて、とても怖い言い伝えです。

餅米を機械で粉にして練ってから油で揚げた餅で、外はカリっ。中はサクっとモチっと不思議な食感で、揚げたてを砂糖醤油で食べても美味しいし、雑煮にしても美味しい。
この時期には欠かせない郷土料理で、怖い言い伝えとは対照的に、冬の楽しみの一つになっています。









































































