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愛らんどリーグ 2025 出場レポート
〜海を越えて熱き想いが交差した!未来を駆けた愛らんどリーグ〜

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表彰式

伊豆諸島と小笠原諸島の小学生が参加するフットサル大会「愛ランドリーグ2025」が7月25〜27日の3日間、八丈島で開催されました。
御蔵FCは12チーム中8位という結果で優勝するという大きな目標には届きませんでしたが、笑顔あり涙あり、試合や交流を通して心も体も一回り大きく成長した3日間になりました。

「愛ランドリーグ2025」のダイジェスト動画はこちら

出発
725日御蔵島から605分発の橘丸に乗り八丈島へ出発しました。
八丈島桟橋
八丈島に到着すると港で八丈町役場職員や八丈島サッカー協会員などの方々がのぼりや横断幕で盛大に出迎えをしてくれました。
試合
試合は翌日26日に行われ、予選トーナメントがスタートしました。
試合2
御蔵FCは1回戦で昨年の優勝チーム・三宅島と対戦しました。惜しくも3-6で敗れましたが、強豪相手に3得点を奪う好調な滑り出しを見せました。
トーナメント表
2回戦は利島・式根島合同チームと対戦しました。前半に1点をリードされるも、後半に1点を取り返して2-2の同点。勝ち点差で翌日の決勝トーナメント進出を決めました!
交流会
試合の後は交流会に参加。みんなで毎年恒例の愛らんどリーグTシャツを着て大集合。各島の島じまん発表を見た後は、テーブルごとに分かれて交流を深めながら、夕食タイムを楽しみました。
試合
28日、最終日は決勝トーナメントが開催されました。初戦から今年の優勝候補・八丈島Aチームと対戦。結果は0-8と大差で敗れましたが、相手の強さに圧倒されながらも、最後までくらいつき全力で走り抜きました。
キーパー
次の対戦相手・大島には0-4と力及ばず敗れましたが、キャプテンでキーパーを務めた選手の活躍もあり、失点を4点に抑えて試合を終えました。
御蔵FCの最終試合は7位決定戦。1点リードされる展開の中、後半に意地を見せて追いつき2-2の同点に持ち込みました。しかしPK戦の結果、惜しくも敗れ、全体で8位という結果で今年の愛らんどリーグを終えました。
涙
試合を終え、テントに戻ったキャプテン。
抑えていた悔しさがあふれ、堪えきれず静かに涙をこぼしていました。その姿から、これまで積み重ねてきた想いが感じられる瞬間でした。
決勝
決勝の八丈島Aチームと父島の試合は、全チームの選手たちが声援を送りながら見守る中で開始。
一歩も譲らぬ意地と意地のぶつかり合いは、0-0のままPK戦へともつれ込みました。
1回目、父島のシュートを八丈島Aのキーパーが見事にセーブ、続く一番手のゴールが決まった瞬間、歓声が響き渡り、八丈島Aチームの優勝が決まりました。最後まで目が離せない、全員の心を熱くした試合でした。
フラッグと写真
子どもたちがここまで真剣に試合に挑めるのは、大会に関わってくださる、島の子どもたちを想う多くの方々の力があってこそです。
このような立派な大会があり、かけがえのない経験ができること、そして島の子どもたちを想って支えてくださる方々がいることを、子どもたちには誇りに思い、未来へと繋いでほしいと想いました。