300人の
ここにいる意味」

島の子どもたちを、
アメリカへ連れていきたい。

教育長

御蔵島には古くから、アメリカとのつながりがあります。江戸時代、日本がまだ鎖国していた頃に、座礁したバイキング号の乗組員を救助したことをきっかけに、現在まで良好な関係を続けています。その関係性を活かして、アメリカへの中学修学旅行を実現したい。

島の子どもたちもきっと喜んでくれるんじゃないかな。15歳で御蔵島を出る頃には、英語がペラペラになれるような御蔵島独自の英語教育カリキュラムを作り、世界で活躍する人材を育てたい。そうしたら、「御蔵島で子育てしたい」という親御さんが増えて、人口が増えるかもしれない。課題はありますが、本気でやりたいと考えています。

出身は東京都。三鷹市で体育教師を務め、50歳を過ぎで御蔵島に赴任。その後、三鷹市に戻り、副校長・校長を経験。大型自動車免許を取得し民間企業を経験したのち、御蔵島の教育長となる。